家庭薬の昔 日々進歩する家庭薬の昔をお伝えします!

看板・マークの由来

龍角散
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2世紀の伝統を持つ「龍角散」は佐竹藩の御典医藤井玄淵によって創製し、代々御典医であった藤井家にその販売が許され、明治4年に神田豊島町(現在東神田)で薬種御用商を開き、広く国民一般に使用されることができるようになりました。縦型金看板(縦137cm、横45.5cm)は明治時代より薬屋が扱っている医薬品をお客様に知らせ、商品宣伝のために同じ大きさの看板が店の軒先に幾つも吊るされていました。また、店内にはいろんな形の看板を掲げ、この横型金看板は(縦53cm、横121cm)そのひとつです。これらの金看板はメーカーから特約店(大販売所)に店舗等の名前を入れたりして寄贈したものです。