家庭薬の今 日々進化する家庭薬の「今」をお伝えします。

工場見学を楽しむ!

下呂膏の歴史

会社の歴史

奥田又右衛門

株式会社奥田又右衛門膏本舗は、昭和初期に接骨医奥田又右衛門が代々堅く守られていた家伝の秘薬を、多くの患者の懇望に応えて世に出した事から、奥田家下呂膏として製造販売をはじめました。

店舗の歴史

店舗の今

創業当時の150年前からかわらぬ外観をもつ店舗。

ここには貴重な資料も保管されており、伝統や趣きを感じさせる店内になっております。

商品の歴史

奥田家下呂膏 奥田家下呂膏中身

日本三大名泉のひとつとして知られる岐阜・飛騨路下呂の伝統薬、『奥田家下呂膏』江戸末期から連綿と受け継がれた技術を持つ接骨医、奥田又右衛門が昭和初期に患者の要望に応え、門外不出だった薬を製造しました。それを販売し始めたことから世に出され、今に至ります。

世界文化遺産に登録された本美濃紙の産地、美濃和紙を使用している伝統的な『奥田家下呂膏』。この他に白や緑の下呂膏、また若い方に大好評の和風リフレッシュシート「なごみしーと」などがあります。

下呂膏について

奥田家下呂膏(黒の下呂膏)

奥田家下呂膏(黒の下呂膏)

奥田家下呂膏(白の下呂膏)

奥田家下呂膏(白の下呂膏)

奥田家下呂膏(緑の下呂膏)

奥田家下呂膏(緑の下呂膏)

痛むところによく効く、伝統の生薬配合の貼り薬(黒・白・緑の下呂膏)。 昔から伝わる膏薬で、 黄蘗(オウバク)、 楊梅皮(ヨウバイヒ)の漢方生薬成分が腰・ひざ・神経・関節等の慢性の痛みにじわじわ効きます。また、世界文化遺産に登録された美濃和紙を支持体とした伝統的な貼付剤であり、患部を適度に固定して痛みをやわらげます。

下呂膏ができるまで
  • 工場見学スライドショー

    150年の歴史を持つ下呂の秘伝薬「奥田家下呂膏」は下呂の自然に囲まれた工場で製造されています。 この工場では、成分を混ぜ合わせ軟膏を作りだすところから梱包まですべておこなっています。
    ここでは、工場の中で「奥田家下呂膏」がどうやってできるのか、その過程を紹介します。

  • 1.徹底した衛生管理

    スライドショー目次

    工場に入る前には、徹底した衛生管理をおこなっています。 ホコリが少しも入らないように、まずは白衣を着用し、その上につなぎ(ユニフォーム)と帽子をかぶるという徹底的な管理をおこないます。 帽子のように被るだけだと後頭部から毛髪が落ちるので、頭巾型のものを使用しています。

  • 2.軟膏の生成

    軟膏の生成

    奥田家下呂膏の軟膏は、消炎鎮痛に効能のある和漢生薬の黄蘗(オウバク)、 楊梅皮(ヨウバイヒ)や、ロジン(松脂)、d-カンフル(樟脳)、ℓ-メントール(薄荷脳) を混ぜて生成しています。奥田家下呂膏1枚に含まれるオウバクの含有量は8割を占めており、慢性の痛みにじわじわ効きます。

  • 3.和紙に貼り付ける

    和紙に貼り付ける

    次に、この奥田家下呂膏の特徴の一つでもある美濃和紙に軟膏を刷り込み、冷やしていきます。
    この美濃和紙は通気性もよく、肌になじんで患部を適度に固定できるため、神経痛・関節痛・リュウマチ痛などの慢性病に非常に効果があります。

  • 4.不良品も絶対見逃さない

    不良品も絶対見逃さない

    軟膏を刷り込んだ美濃和紙を、決まった大きさに裁断します。裁断した製品の中に不良品がないかを確認をします。軟膏が少しでも破れていたり、ちょっとでも穴が開いていたりしただけでも、それは製品として扱えず店頭に出すことはできません。徹底的な確認を機械と人で一枚一枚丁寧におこないます。

  • 5.梱包

    梱包

    問題のなかった製品を梱包していきます。 ここでもホコリが入らないように衛生面に最新の注意をはらい作業をおこないます。 そして、梱包したものを紙のパッケージにいれて店頭に並べます。

下呂膏の工場見学(動画)
地域のご案内
下呂市

下呂市

下呂市は、岐阜県の中東部に位置し、北は高山市、南は加茂郡、西は郡上市、関市、東は中津川市と長野県に接し、ほぼ中央を飛騨川が南へ流れ、西には馬瀬川があり、周囲には霊峰御嶽山をはじめ一千メートルを越える急峻な山々がそびえ、飛騨木曽川国定公園や県立自然公園なども位置する自然豊かな地域です。 また、草津、有馬と並ぶ日本三名泉のひとつである下呂温泉も有名です。