奥田胃腸薬発売開始年:1897(明治30)年
天然由来の生薬12種類配合
今も昔も変わらぬ処方で自然治癒力を助ける健胃薬
自然豊かな信貴山の麓で創業
奥田製薬が「奥田薬院」として創業したのは明治30年。「奥田胃腸薬」の前身となる「奥田胃病薬」は現在の奈良県生駒郡平群町の椹原(フシハラ)で誕生しました。椹原(フシハラ)は生駒山脈の南端・信貴山の麓に位置します。緑深く自然豊かな信貴山とその周辺では薬草の類が豊富に育ち、古くは古都の時代から多く和漢生薬に活かされてきました。
奥田胃腸薬の誕生
- 【創業者 奥田春吉】
- 【自立式ホーロー看板】
奥田製薬の創業者奥田春吉は、椹原(フシハラ)に生まれ育ちました。
幼いころから胃腸が弱く悩んでいた春吉は、何か良い手当はないものかと独学で開発しました。これが奥田胃腸薬の元となる「奥田胃病薬」です。
当初春吉はせっかくの良い薬なので、胃病で困っている方の力になりたいと、近隣の人々に無料で配って歩きました。そうすると瞬く間に春吉の開発した胃病薬は評判となり、その胃病薬を求める人々の声に応じる形で「奥田胃病薬」として販売を開始するまでになり、奥田薬院を創設しました。
その後も出向く先々で出会う様々な病状に対する不安や要望を丁寧に聞き入れ、薬の改良に取り入れる姿勢が評価された結果なのでしょう。奥田薬院では人々の声から「奥田胃病薬」をはじめとする各種和漢生薬を製造・発売し、人々の間からは「薬屋の奥田」として親しまれるようになりました。
天然由来の生薬を12種類配合
「奥田胃腸薬」は、天然由来の12種類の和漢生薬がお互いに効き目を強めあいながら様々な胃腸のトラブルを改善し、胃を健康な状態に戻していく総合健胃薬。本来私たち人間の身体には、病気やけがに対して自身でよくなろう・元気になろうという自然治癒力が備わっています。人々の持つ自然治癒力を助け、高めることによって胃そのものを治し丈夫な身体・抵抗力のある体をつくる、という考え方に基づき、「奥田胃腸薬」は作られています。
「奥田胃腸薬」は錠剤の場合は1回5錠。錠剤としては多く感じられるかもしれませんが、これは抽出されたエキスを使用するのではなく伝統の天然生薬の粉末を12種類もそのまま配合したお薬だからです。「奥田胃腸薬」は創業以来処方を変えておらず、天然生薬ならではの苦みや香りを感じていただけます。
また、胃酸を中和するための制酸剤としてボレイ末(牡蠣殻)と沈降炭酸カルシウムという2つの成分が多く配合されていることも特徴の一つ。胃酸の分泌が増えすぎることで胸やけ、胃の痛み、もたれといった症状がおこりますが、制酸薬はその増えすぎた胃酸を中和すると共に、続けてつかうことにより天然のカルシウム(ボレイ)は丈夫な体・胃腸づくりに役立ちます。
受け継がれる伝統の処方と想い
お客様のお声を聞き入れていく姿勢は、「奥田胃腸薬」の飲みやすい形への改良につながりました。発売当初から変わらない微粉末の和漢生薬をそのまま使用した「奥田胃腸薬(散剤)」に加え、顆粒剤の「奥田胃腸薬(細粒)」、錠剤の「奥田胃腸薬」とお好みに合わせて服用いただけるようにとラインナップを揃えました。
創業者自身が胃腸が悪く何か良い手当がないものかと日夜研究を重ねて作られた「奥田胃腸薬」。そしてその基本となる「困っている人たちへの人助け」の精神は私たちの中に今なお受け継がれ、今後も人々の健康な生活を願い、常に時代に即した真の医薬品のあり方を考え続けてまいります。
商品の特徴
- 奥田胃腸薬は、12種類の自然由来の生薬のチカラで様々な胃腸のトラブルを改善し、自然治癒力を助ける健胃薬
- 11種類の健胃生薬、2種類の制酸薬配合
- ナトリウムは配合しておりません
第2類医薬品 ※パッケージは変更する場合がございます。 | |
商品詳細(一例) | 奥田胃腸薬(錠剤) |
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効能・効果 | もたれ(胃もたれ)、胃痛、胃弱、胸やけ、胃酸過多、胃重、げっぷ(おくび)、食欲不振(食欲減退)、食べすぎ(過食)、飲みすぎ(過飲)、胸つかえ、胃部・腹部膨満感、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔い・悪酔いのむかつき、嘔気悪心)、嘔吐、消化不良、胃部不快感 |
用法・用量 |
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成分・分量 | *15錠(成人1日量)中
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商品構成 | 奥田胃腸薬(錠剤) 210錠、400錠 奥田胃腸薬(細粒) 16包、32包 奥田胃腸薬(散剤) 120g |
※使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお飲みください。
商品に関する詳細情報は、奥田製薬株式会社の企業サイトで、ご確認ください。